こんにちは!
看護師の木浦です!
今回は、犬猫の「歯茎の腫れ」について、詳しく解説していきたいと思います🦷✨愛犬や愛猫がご飯を食べるときに少し痛がったり、口元を気にしているような様子はありませんか?それ、実は歯茎の腫れが原因かもしれません。
🦷 歯茎の腫れって何?
歯茎の腫れは、細菌が口腔内で増殖し、歯茎や歯周組織が炎症を起こして腫れている状態です💡
一般的には、「歯垢」や「歯石」の蓄積が原因です。食べかすや細菌が歯に付着して歯垢が形成され、それが硬くなると歯石となり、歯茎に刺激を与えます。これが原因で、歯茎が赤く腫れたり、出血したりすることもあります🩸
🚨 放っておくとどうなるの?
歯茎の腫れをそのまま放置してしまうと、口腔内だけでなく体全体にも影響を及ぼすことがあります😖
1.痛みや不快感 🥺
歯茎が腫れていると、食べ物を噛むのも痛みを伴うことがあります。固いフードやおやつが食べられなくなり、食欲が落ちることも…。
2.歯のぐらつきや抜け落ち 🦷➡️❌
歯周病が進行すると、歯を支える骨や組織が弱くなり、最悪の場合、歯が抜け落ちてしまうこともあります。
3.口臭 😷
口腔内の細菌が増えると、強い口臭の原因にもなります。ペットが近づいたときに「ん?くさいかも?」と感じたら、口腔内のチェックが必要です!
4.全身への影響 🩺
歯周病による感染が血流を通じて全身に広がり、心臓や腎臓といった重要な臓器にも悪影響を与えることがあります。特に高齢のペットには注意が必要です。
🐾 歯茎の腫れを防ぐためのケア
歯茎の腫れを予防するためには、日々のケアが大切です!次のような方法で愛犬や愛猫の口腔ケアを行ってみましょう🪥🐾
•歯磨き 🪥
犬猫専用の歯ブラシと歯磨きペーストを使って、週に数回の歯磨きを心がけてください。最初は歯ブラシに慣れさせるところから始めて、少しずつ歯全体を磨けるようにしましょう。
•デンタルガムやおもちゃの活用 🐾
噛むことで歯垢が落ちやすくなるデンタルガムやおもちゃも効果的です。ただし、硬すぎるものは歯を傷めることがあるので、適度な硬さのものを選びましょう。
•定期的な歯科検診 🏥
専用の器具を使って歯石を取り除くことで、健康な歯茎を維持することができます。
🌈 ご自宅でできる簡単チェック方法
「口の中をチェックしたいけど、どこを見たらいいの?」という方も多いかもしれません。簡単にできるチェック方法をご紹介します👀✨
1.歯茎の色
健康な歯茎はピンク色です。赤く腫れている部分がないか、チェックしてあげましょう。
2.口臭
口臭がいつもより強いと感じたら、歯石や歯垢の蓄積が原因のことが多いです。
3.食事の様子
食事をするときに痛がっている、片方だけで噛んでいたりする様子があれば、口腔内のトラブルが考えられます。
🐶🐱 愛犬・愛猫の健康を守るために
歯茎の腫れは早期に発見して適切なケアをすることで改善が期待できます。ご自宅でのケアと、定期的な歯科検診で、愛犬や愛猫が健康で快適な生活を送れるようサポートしましょう✨