氏名:小西正浩(院長)
出身校:麻布大学
当院の教育方針について、まず業務で確実に覚えていただきたいことをマニュアル化しています。それは全体像を把握してもらいたいというところがあります。全体を把握して、一つ一つコツコツとこなしていってもらうというところがまず大事なところと思っています。それから、入社したてのスタッフには「新人教育セミナー」というものを受けてもらっています。社会人のマナーとか動物病院の特殊な業界ですので、覚えておきたいマナー、一般的なことを勉強していただくことをやってもらっています。ある程度経験を積んで、どうしてもマンネリ化してしまうというところが一番心配なところなので、自分が興味を持っていることとか、勉強したいことをしっかりと勉強してもらうような環境づくりをしています。例えば、webのセミナーであったりとか、海外に研修に行ってもらったりとか、他の病院へ見学に行ったりとか、二次診療施設に勉強に行ってもらうなどは、1つそういったところでやっている部分かなと思います。それを病院に還元していただく、そういう風なことを考えています。僕の教育方針としては、とにかくやっていただく、挑戦していただくというところですね、それをしっかりと見て、褒めて、そういうところを重視しています。僕が人材教育で大事にしている格言がありますので、そちらを紹介します。「やってみせて、言って聞かせて、やらせてみて、ほめてやらねば、人は動かじ、やっている姿を感謝で見守って、信頼せねば、人は実らず」
これからのこにし動物クリニックについてですけれども、僕らの仕事は動物と人の間に立って、そこの様々な問題点を解決していくというところにあると思っています。一番の根幹は「医療」です。トラブルを抱えているペットのケアをすることが基本になってくると思いますが、それに伴って、例えば美容面、綺麗にカットをしてほしいとか、それから皮膚のトラブルを解消してほしいというトリミングの部分ですね、それからどうしてもワンちゃんが言うことを聞かないとか、しつけの部分、社会化、パピーのケアも重要になってくると思います。それから、適切なフード、サプリメントとかそういったところを提供していくところも、僕らの大事な仕事かなと思っています。ワンちゃん・ネコちゃんも高齢化になってきますので、その高齢化に対するシニアのケアも必要になってくると思っています。僕自身もすごく興味があるというか、自分がやっていかないといけない社会貢献ですが、地域の猫の問題、野良猫の問題とか、殺処分の問題も少しずつ自分たちができることをやっておりますが、そういったところも積極的にやっていけるスタッフというか、仲間がたくさん集まってくれればなと考えています。
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