動物たちの皮膚でこのようなお悩みはございませんか?
一般的な皮膚科治療を行なった結果、大きく変化が見られなかった皮膚病に対する特別皮膚科診療です。
一時的な症状の改善では無く、長期間に渡り良好な皮膚の状態をコントロールするため、体質・皮膚機能の改善が必要になることがあります。
投薬治療が基本となることが多いですが、スキンケア療法、食事療法、サプリメントにも積極的に力を入れています。予約制ですが「院内薬浴」も実施しております。内服・外用剤をより効果的に用いるためにも、ご自宅でシャンプーを行うことが難しい方は、1〜2週間に1度の院内薬浴をご利用下さい。
飲み薬や一般的なシャンプー療法では、コントロールできなかった脂漏症・痒みがありました。数年間に及ぶ慢性的な皮膚炎によって硬くなり、広範囲に脱毛も見られた症例です。
犬種:キャバリア
シグナルメント:8歳/避妊メス
独自の薬浴療法により良好な治療成績が得られました。薬浴を行なった後は、月に1〜2回のシャンプーでコントロールできています。
初診時
薬浴後(すぐ)
薬浴後(1週間後)
5年以上ステロイドや抗生物質、免疫抑制薬(シクロスポリン製剤)、アポキルを服用されていました。週に1度以上、薬用シャンプーや外用剤を用いても改善が全く見られませんでした。クッシング症候群や甲状腺機能低下症などの犬に多い内分泌疾患も見られず、治療に苦慮した症例です。
犬種:柴犬
シグナルメント:9歳/未去勢オス
独自の薬浴、従来とは違ったホルモン治療を実施しました。加えて食物アレルギーに対する食事療法とは異なり、体質改善を目的とした食事療法も同時に開始しました。約2ヶ月間で劇的な変化がみられました。
変化前
変化後
視診・触診はもちろんですが、内分泌疾患(ホルモン疾患)に起因する皮膚病もありますので、皮膚の状態によっては血液検査を実施する場合もあります。加えてスクラッチ検査(寄生虫疾患が潜んでいないか調べる検査)、スタンプ検査・テープストリッピング(細菌や真菌が増殖してないかを確かめる)などの基本的な皮膚の検査はルーティーンで実施させていただきます。
投薬治療開始後、改善が見られるまでに数ヶ月要するホルモン性の疾患から、薬浴後すぐに劇的な改善が見られる皮膚疾患まで様々です。いずれにしても生涯に渡って治療を必要とすることが多いのが皮膚疾患です。体の中からも皮膚疾患を治療するためにも投薬治療だけでなく、今までとは異なった食事療法/サプリメントの併用もご相談させていただきます。
種類 | 金額 |
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診察料 | 500円 |
皮膚一般検査 (スタンプ検査・スクラッチ検査) |
各1,000円 |
耳に関する検査 (耳道内視鏡検査・耳垢検査) |
各1,000円 |
血液検査 (甲状腺ホルモン測定を含む) |
17,000円 |
薬浴(体重別) | 5,500〜16,500円 |
※内服・外用剤に関しては、皮膚の状況やホルモン検査の結果によって変わります。
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日・祝 | |
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9:00〜12:00 | ● | ||||||
12:00〜16:00 | 手術・検査 (フードや薬の受け取り、ペットホテル、トリミングの対応は可能) |
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15:00〜18:00 | / | / | ● | / | / | / | ● |
16:00〜19:30 | ● | / | ● | / |
☆時間帯予約制診療(年中無休)になりました。
診察ご希望の方は、必ずお電話かHPにて事前にご予約いただいてからご来院ください。
※12:00〜16:00はフードや薬のみの受け取り、ペットホテル・トリミングの対応をしております。