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4月17日
歯科について

犬の歯周病の症状と原因、治療方法について獣医師が解説

滋賀県栗東市・草津市・守山市・野洲市・湖南市の皆さん、こんにちは! 滋賀県栗東市のこにし動物クリニックの院長、小西です.

今回は、犬の歯周病の症状と原因、治療方法について獣医師が解説いたします!

犬の歯周病の症状

犬の歯周病は、犬の口腔内の健康問題の中で最も一般的な疾患の一つです。この病気は初期段階では症状が目立たないことが多いですが、進行すると以下のような症状が現れることがあります。

  1. 口臭 – 歯周病の最も一般的な兆候の一つ。
  2. 歯茎の腫れや赤み – 歯茎が炎症を起こし、触れると痛がることも。
  3. 出血 – 歯を磨いたり、かたいものを噛んだりしたときに歯茎から出血することがある。
  4. 食欲不振 – 口の中が痛いため、食事を避けるようになる。
  5. 体重減少 – 食欲不振による。
  6. ぐったりする – 痛みや不快感による一般的な体調不良。

原因

歯周病の主な原因は、プラークとタルトの蓄積です。プラークは、食べ物の残りかす、唾液、および口腔内の細菌から構成されています。プラークが固まってタルト(歯石)を形成し、それが歯茎の下に蓄積すると、歯茎と歯の間に隙間が生じ、歯周病が発生します。

治療方法

  1. プロフェッショナルなクリーニング – 獣医師が口腔内を検査し、専門的な器具を使用してプラークとタルトを除去します。
  2. 口腔衛生の向上 – 家庭でのケアが重要で、定期的な歯磨きが推奨されます。犬用の歯磨き粉とブラシを使用しましょう。
  3. 抗生物質の投与 – 炎症や感染がある場合は、抗生物質が処方されることもあります。
  4. 歯の抜歯 – 重度の症例では、影響を受けた歯を抜歯する必要がある場合もあります。

歯周病は早期発見と予防が鍵です。犬の口腔内を定期的にチェックし、異常が見られた場合は早めに獣医師の診察を受けることが大切です。正しい口腔ケアと定期的なプロフェッショナルなクリーニングにより、愛犬の口腔健康を守りましょう。

 

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