こんにちは！獣医師の原田です。

最近は春の香りがしてきたなーって、野生動物のように誘われるように外で作業（薪割り、畑の準備、通気水脈作り、堆肥づくりなど）する時間が増えてきました。梅や寒緋桜が咲いたりするとワクワクしますね。

今日は先日トリマーさんの愛犬のリリィちゃんのスケーリング をさせてもらいましたので、他の子にも活かせるであろう、歯周病ケアの注意ポイントをお伝えしたいと思います！

その時のリリィちゃんの様子↓

https://konishi-animal-clinic.com/blog01/リリィ-スケーリングしました！/

まずは、こちらの写真をご覧ください。

この中で、一番重度な歯周病だったのはどこだと思います？

麻酔前に診察していた時点では、ここの歯は歯肉が退縮し、広範囲に赤くなっているので、歯周病になっているかもねと話していました。

いざ、レントゲンを撮ってみると、、、

こんな感じでした。

このレントゲンで、問題なのは

ここなんですね。これは歯周病の典型画像です。

じゃあここはさっきの写真のどこかというと

ここなんですね。ここもよくみると、歯肉が退縮、赤くなっています。

一番のポイントは、歯並びです！

リリィちゃんの場合は、重なりが大きいです。その分プラークが付着しやすく、尚且つ歯ブラシも当てにくくなってしまいます。そうなると他の部分よりも早く歯周病が進行してしまうんですね。

お家のワンちゃんの歯並びも見てみてください！この歯が重なっていて、歯肉の色が悪い場合は歯周病要注意です！！

その他にも、歯周病になりやすい歯並びがありますので、順番に紹介したいと思います。

 

最近は症例ブログに変わってしまい、日常のブログを書く時間がない（本当は書きたいけど）ので、インスタグラムにアップできるように頑張ります！

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また覗いてみてください。

いよいよ春ですねー。みなさん季節の変わり目くれぐれもご自愛いただき、予防でお会いしましょう！