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5月14日
症例集

子犬の脛骨骨折とその治療についての症例報告

滋賀県栗東市・草津市・守山市・野洲市・湖南市の皆さん、こんにちは!

滋賀県栗東市のこにし動物クリニックの院長、小西です

はじめに

このブログでは、最近当クリニックで受け入れた子犬の落下事故による脛骨骨折の症例について詳しくご紹介します。小さな体に大きな試練を乗り越えさせるため、獣医師として最適な治療法を選択し実践した経緯を共有したいと思います。

事故の背景

事故は、家庭内での不慮の落下により発生しました。子犬が誤って落下し、直ちに足を引きずる様子が見られました。飼い主様はすぐに我々の動物病院へと駆け込みました。

診断

診察の結果、左脛骨の近位端骨折が確認されました。レントゲン検査を行い、骨折の具体的な位置と型を詳しく把握し、治療法の計画を立てました。子犬の年齢と成長の速度を考慮して、最も適切な治療オプションを選択することが重要でした。

治療

外科的整復としてピンニングを選択し、さらに強度を強めるためギプス固定で外部からも支持しました。手術は獣医師とスタッフの協力のもと、無事に完了しました。ピンニングによって骨折した骨が適切に位置づけられ、ギプスによってそれを安定させることができました

術後の経過

手術後、子犬はすぐにICUへ移され、継続的なモニタリングが行われました。痛みと発熱の管理 感染予防のための抗生物質が投与されました。回復は順調で、食欲も旺盛です。

まとめ

この症例は、迅速な対応と適切な治療がいかに重要であるかを示すものです。また、今後の飼い主様との連携も非常に重要であります。今回の事例が、同様の事故に直面した他の飼い主様や獣医師への参考になればと思います。

この症例報告が子犬の骨折治療に関わる皆様にとって有益な情報を提供することを願っています。

 

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