こんにちは！滋賀県栗東市（草津市・野洲市）のペットと家族の幸せな暮らしを応援するこにし動物クリニック獣医師の原田です！

早速前回のブログの続きに行きましょう！

１０時４５分に受付を済ませ、グループの席に着くと、同じグループに見覚えのある女性が

 

お互い自己紹介を済ませ、話をしてみると、

 

まさかの

 

福岡空港で呼び出され、一緒にダッシュした女性が同じグループになった女性でした

 

そんな感じでグループがなごみ、みんなで活発に議論しながらいい雰囲気で実習が進められました

 

実習の内容はといいますと、

１．      脛骨、上腕骨アプローチ

２．      前十字靭帯関節外ナイロン法

３．      TITAN LOCKトレーニング

４．      大腿骨頭切除

５．      椎間板ヘルニア

 

このような感じで、みっちり７時間ぶっ通しで勉強しました

 

内容が盛り沢山すぎるので、項目を絞ってお伝えします

 

１と３に関しては骨折整復などの時に使う技術です。

特に上腕骨のほうは、四肢の中でもアプローチ（骨を露出させること）が難しい場所であります。神経や血管の走行を確認しながら、骨を露出させる練習をしました。

筋肉の剥離の仕方、そのための器具の使い方など細かいところまで練習しました。

 

 

 

TITAN LOCKに関してはLocking Plateを使う練習をしました。

ロッキングプレートとは？？

骨折の整復に使うプレートの事ですが、今までのプレートと違い、いくつかの利点があります。

・プレート装着部位の血行阻害が最小限ですみます。骨壊死が発生しないので、治癒には有利に働きます。

・骨片を集めたり、骨折端を合わせたりする必要がない。

ほかにもありますが、メリットは大きいです。

 

ただし、基本的には大きく傷を開かなければならなかったり、高価であったりなどのデメリットも存在します。

 

２は前十字靭帯断裂などの時に使う技術で、ナイロンを使って、膝が前に滑らないように固定する方法です。

 

４は股関節脱臼やレッグペルテスや大腿骨頭の成長板骨折などの時に使います。

 

５は椎間板ヘルニアのオペの練習です。

&nbsphttps://h-konishiah.sakura.ne.jp/wp/blog/2350099.html

なかなかアプローチから練習できる実習も少なく、さらに９人という少人数でしたのでいろいろ質問もしながらできて、大変勉強になりました。

 

今回学んだことで、今までよりもさらにグレードアップしたオペで、わんちゃんネコちゃんに貢献できたらと思います。

 

こんな感じで、獣医療も日々進化しており、今まで行っていたオペでも少しでも良いものにしていくために情報を更新してグレードアップしていくことが重要なのです。

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五島からの帰り編

１７時４５分に実習を終え

 

１８時には空港へ出発

 

空港についてみると１５分遅れるとの情報が

 

福岡空港での乗り換え時間はもともと５５分でしたので、４０分になってしまいました

 

職員に聴いてみると「４０分あればなんとか・・・(´･ω･｀)」という事

 

もうやるしかないので、とりあえず少しできた余裕で晩御飯とお土産購入

 

晩御飯は五島豚のかつ丼（写真撮り忘れました）

 

そうこうしているうちにフライトの準備ができたとのことで急いで搭乗

 

あっという間に五島に別れを告げ、福岡空港に到着

荷物が出てくるのを待っている間に、ANAの職員に「飛行機が遅れたのでJETSTARへの乗り継ぎがギリギリなんですけど・・・（どうにか配慮してもらえますか？）」と尋ねると

 

「そうですね。申し訳ございません。JETSTARの窓口はここから一番遠くにありますので、ずっとまっすぐ行ってください(`･ω･´)b」

「走らないと間に合わないですよね？」

「おそらく」

とのことで

覚悟は決まりました

 

そして荷物が出てくるのを待っているうちに搭乗手続き終了３分前に・・・

 

終わったと思っていると荷物が出てきました

 

バトンパスのように荷物を走りながらつかみ、ダッシュ

 

ダッシュ

 

ダッシュ

・

・

・

遠い

・

・

・

見えました

JETSTARの窓口

 

急いで搭乗手続き

手荷物を預けようと持っていくと時間がかかるので持ち込んでくれと言われました

 

走って保安検査所へ

その間に港内放送で呼び出しが・・・

 

検査所を通過して走らないとなと思っていると

お荷物全部出してくださいと

 

「はさみが入ってますね？」

 

実習用に器具を持参していたのを送る暇がなかったため

手荷物に入れていたのを忘れていたのです

 

「オペ用の器具ですが、ダメですか？」というと

「少々確認してまいりますのでお待ちください」と（待てないよー）））と思っていると

 

少しお偉いさんのような方が来て

「機内で出さなければ構いませんよ」とのことで無事通過

（あのおじさまの顔は忘れません）

 

走って何とか搭乗締め切りに間に合いました

 

 

このあとは特にトラブルもなく午前1時半には栗東まで帰ってこられました

 

 

とりあえず関わってくださった皆様に感謝です

 

これからも頑張りますので、皆様よろしくお願いいたします

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