滋賀県栗東市・草津市・守山市・野洲市・湖南市の皆さん、こんにちは! 滋賀県栗東市のこにし動物クリニックの院長、小西です
今回は、「鼻腔拡張術」についてお伝えしたいと思います。鼻腔拡張術は、特に短頭種(ブルドッグやパグなど)の犬や猫において重要な手術です。これらの動物は、生まれつき鼻腔が狭いため、呼吸困難や睡眠障害、運動不耐性などの問題を抱えやすいです。
鼻腔拡張術は、狭い鼻腔を広げるための手術です。この手術により、動物がより自由に呼吸できるようになります。手術は一般的に全身麻酔下で行われ、鼻孔を広げるための切開や組織の除去が行われます。手術後、動物は通常、数日間の入院が必要ですが、多くの場合、すぐに呼吸が楽になるのを感じることができます。
鼻腔拡張術は一般的に安全な手術ですが、全身麻酔を伴うため、いくつかのリスクが伴います。手術後は、適切なケアが重要です。以下は、手術後の注意点です。
鼻腔拡張術は、特に短頭種の動物にとって非常に有益な手術です。飼い主の皆様が愛するペットの健康と幸福を第一に考え、この手術を検討することをお勧めします。ご質問やご不明点がございましたら、どうぞお気軽に当院までご相談ください。
皆様のペットが健康で幸せな生活を送れるよう、私たち動物病院スタッフ一同、全力でサポートいたします。
若いパグさん
腹腔鏡下避妊手術と同時に、軟口蓋のチェック、鼻腔拡張術を行いました。サブちゃんのように鼻を広げて、元気に帰っていきました。
before after 画像