予防接種

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ワンちゃんの予防接種について

犬に感染するウイルスによる伝染病や寄生虫には危険なものがたくさんあり、抵抗力のない子犬が感染した場合、重症化しやすくなります。
どんなウイルスや寄生虫があなたのワンちゃんを狙っているのか、正しい知識を学びましょう。

予防接種のスケジュール

1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
混合ワクチン 最終摂取から年1回の接種(接種時期は特にありません)
狂犬病ワクチン 当院推奨接種時期(年1回の接種)
フィラリア症予防 接種時期
ノミ・マダニの駆除 月に1回の駆除をお勧めしております。
種類 回数
混合ワクチン 子犬の初年度は複数回。基礎免疫力をつけるためには、最終摂取から1年後のワクチン接種が大切
狂犬病ワクチン 生後91日以降(3ヶ月齢)年1回
フィラリア症予防 蚊の活動開始1ヶ月以内〜
活動終了後1ヶ月以内まで毎月1回
ノミ・マダニの駆除 毎月1回
回虫・鉤虫(こうちゅう)等の駆除 4ヶ月に1回
健康診断 年1回推奨

伝染病(混合ワクチン接種で予防できる病気)について

高熱や、目やに、鼻水が出て、元気や食欲がなくなり、嘔吐や下痢をします。
死亡率の高い病気で、神経系が侵され、マヒなどの後遺症が残る場合があります。

犬ジステンパー ※死亡率が高い

7種類が届出感染病に指定されており、イクテロヘモラジー型・カニコーラ型・グリッポチフォーザ型・グリッポチフォーサ型・ポモナ型などがあります。犬から人間にも感染する病気です。高熱や、目やに、鼻水が出て、元気や食欲がなくなり、嘔吐や下痢をします。死亡率の高い病気で、神経系が侵され、マヒなどの後遺症が残る場合があります。

犬アデノウイルス2型感染症(犬伝染症咽頭気管炎) ※死亡率が高い

発熱、食欲不振、くしゃみ、鼻水の他、短く乾いた咳がみられ、肺炎を起こすこともあります。
他のウイルスとの混合感染により症状が重くなり、死亡率が高い呼吸器病です。

犬伝染性肝炎

発熱、腹痛、嘔吐、下痢が見られ、目が白く濁ることもあります。
子犬が感染すると、無症状のまま突然死することもあります。

犬パラインフルエンザウイルス感染症

風邪のような症状がみられ、混合感染や二次感染が起こると重症になり、死亡することもあります。伝染性が非常に強い病気です。

犬パルボウイルス感染症 ※死亡率が高い

口からの感染により、激しい嘔吐、下痢を起こし、食欲がなくなり、急激に衰弱します。重症になると脱水症状が進み、短時間で死亡することもあります。伝染力が強く、死亡率の高い病気です。

犬コロナウイルス感染症

成犬の場合は、軽度の胃腸炎で済むことが多いのですが、犬パルボウイルスとの混合感染で重症化することもあります。子犬の場合は、嘔吐と重度の水溶性下痢を引き起こします。

狂犬病について

7種類が届出感染病に指定されており、イクテロヘモラジー型・カニコーラ型・グリッポチフォーザ型・グリッポチフォーサ型・ポモナ型などがあります。犬から人間にも感染する病気です。犬や人だけではなく哺乳動物全てに感染し、発症すればほぼ100%死亡します。
最近、海外で感染犬にかまれた日本人が、帰国後に発症・死亡する事例があり、その恐ろしさが再認識されています。年1回のワクチン接種が法律で義務付けられています

寄生虫について

フィラリア

蚊が媒介して感染します。発症すると、運動を嫌がったり、激しい呼吸困難・腹部の膨張などの症状がみられ、放置すると死に至ります。

ノミ・マダニ

ノミは激しいかゆみの原因となり、その部位をひっかくことでアレルギー性皮膚炎を引き起こす場合があります。
各種の病原菌を媒介し、重篤な感染症の原因になります。

犬回虫

お腹に寄生し、子犬は栄養を取られてしまいます。このため、発育不良や体重減少を引き起こします。
また下痢・嘔吐などの症状を示す場合もあります。

届出伝染病

動物から人間にも感染する病気で、届出が義務付けられている感染症のことです。

動物由来感染症

動物から人に感染する病気の総称です。
厚生労働省は、人への感染経路を重視する観点からこの呼称を使っています。

法定伝染病

狂犬病予防法によりワクチン接種が義務化されています。

ネコちゃんの予防接種について

猫に感染するウィルスによる伝染病や寄生虫には危険なものがたくさんあり、抵抗力のない子猫の場合、重篤化しやすくなります。
どんなウイルスや寄生虫があなたのネコちゃんを狙っているのか、正しい知識を学びましょう。

予防接種のスケジュール

1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
混合ワクチン 最終摂取から年1回の接種(接種時期は特にありません)
フィラリア症予防 接種時期
ノミ・マダニの駆除 月に1回の駆除をお勧めしております。
種類 回数
混合ワクチン 子猫(8〜9週齢以上)は3〜4週間隔で2回
基礎免疫力をつけるためには
最終接種から1年後のワクチン接種が大切
ネコエイズワクチン
(FIV)
初年度3回
翌年以降は年1回
フィラリア症予防 蚊の活動開始1ヶ月以内〜
活動終了後1ヶ月以内まで毎月1回
ノミの駆除 毎月1回
回虫等の駆除 4ヶ月に1回
健康診断 年1回推奨

伝染病について

猫カリシウイルス感染症

この病気にかかる猫は非常に多く、風邪によく似たくしゃみ、鼻水、軽度の発熱などの症状を起こします。口の中に潰瘍、水疱ができるのが特徴で、子猫の場合は他の病気との合併症により症状が悪化し、死亡することもあります。

猫ウイルス性鼻気管炎(猫ヘルペスウイルス感染症)

感染猫のくしゃみや咳により感染します。いわゆる”猫風邪”と呼ばれる病気で、くしゃみ・鼻水・咳のほか、口内炎や結膜炎などが主な症状です。重症になると死亡することもあります。

猫汎白血球減少症 ※死亡率が高い

猫パルボウイルス感染症とも言います。感染猫の排泄物や、土中にいるウイルスから感染することもあります。高熱・嘔吐・激しい下痢を繰り返し、子猫の場合は、きわめて死亡率の高い病気です。

3種混合ワクチンの接種で予防できる病気

猫クラミジア感染症

主に感染猫との接触でうつります。結膜炎が代表的な症状ですが、くしゃみ・鼻水・咳や肺炎を起こすこともあります。重症になると死亡することもあります。

猫白血病ウイルス感染症 ※死亡率が高い

唾液中にウイルスが多く含まれ、グルーミングやケンカなどで感染します。感染初期に、発熱や元気がなくなるなどの症状が見られます。
その後、数ヶ月〜数年を経て発症します。著しい免疫力の低下・貧血・白血病・腫瘍など、様々な病気を引き起こし、3年以内に80%が死亡します。5種混合ワクチンの接種で予防できる病気です。

ワクチン接種をしておくと安心な病気

猫免疫不全ウイルス感染症(猫エイズ)

感染初期は無症状であることが多いため、感染に気づきにくいのが特徴です。
感染後は、徐々に免疫機能が低下し、治りにくい口内炎や歯肉炎等がみられるようになり、この状態が数ヶ月から数年続きます。さらにエイズ期まで進行すると、激しい体重減少、貧血、悪性腫瘍などの症状があり、多くの場合数ヶ月で死亡します。

猫白血病ウイルス感染症 ※死亡率が高い

唾液中にウイルスが多く含まれ、グルーミングやケンカなどで感染します。感染初期に、発熱や元気がなくなるなどの症状が見られます。
その後、数ヶ月〜数年を経て発症します。著しい免疫力の低下・貧血・白血病・腫瘍など、様々な病気を引き起こし、3年以内に80%が死亡します。5種混合ワクチンの接種で予防できる病気です。

フィラリア

蚊が媒介して感染します。
発症すると、呼吸困難・咳・嘔吐などの症状がみられ、まれに突然死を招くこともあります。

ノミ・ミミヒゼンダニ

ノミは激しいかゆみの原因となり、その部位をひっかくことでアレルギー性皮膚炎を引き起こす場合があります。ミミヒゼンダニは耳の中に寄生し、激しいかゆみを引き起こします。

回虫

回虫の卵を食べたり、感染した母猫の授乳からも感染します。 一度も外に出たことがない子猫でも、安心はできません。特に子猫の場合、下痢や腹痛、発育不良を起こすことがあります。

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診療時間 日・祝
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(フードや薬の受け取り、ペットホテル、トリミングの対応は可能)
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